矯正治療中に気をつけること
1.きちんと歯磨きをしましょう
まず第一に、歯磨きが大切です。もともと歯並びの悪いところに加えて、矯正装置をつけることになりますから、歯垢がつきやすく、しかも磨きにくくなります。だからと云って、矯正治療中に装置の周りに新たなムシ歯をつくってしまったり、歯周病になってしまうのでは困りものです。
食後には、必ず自分にあった正しいブラッシングを心掛けましょう。義務感からではなく、エチケットとして習慣づけると良いでしょう。
きれいに磨いたつもりでも、歯垢染め出し剤で染め出してみると、磨き残した部分があることがわかります。
2.通院間隔を守って治療を受けましょう。
長い間治療に通わないでいると、装置が壊れてたり、装置の力が無くなったり、好ましくない方向へ歯や顎が動いてしまうかもしれません。また、歯の生え変わりや顎骨の成長を観察しているだけの期間中でも、矯正医の指示に従って定期的に受診されることが肝要です。
3.可撤式(自分で取り外しの出来る)装置をしっかり装着しましょう。
適切に、必要とされる時間を装着しなければ、望ましい治療結果が得られない場合があります。
下顎枝垂直骨切り術1週後 エラスティック装着中
下顎バイトプレート装着中
上顎バイトプレート+クロスエラスティック装着中
上顎バイトプレート装着中