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広島中央矯正歯科は、広島市中区八丁堀にある矯正歯科治療専門の診療所です。

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〒730-0013 広島県広島市中区八丁堀11−10KSビル5F

広島中央矯正歯科

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顎変形症(外科的矯正治療)概説治療例一覧 > 顎変形症の治療例一覧 > 上顎前歯部軽度叢生を伴う骨格性の開咬症

顎変形症の治療例:上顎前歯部軽度叢生を伴う骨格性の開咬症


顎変形症概説
 ・入院期間と費用
 ・術前矯正治療の短縮や省略(早期手術希望)
  ・術前矯正治療を短縮・省略した治療例
 ・顎変形症の治療例一覧


上顎前歯部軽度叢生を伴う骨格性の開咬症に対して、
Le Fort T型骨切り術(LF-T : Le Fort T osteotomy)による
上顎骨後方部の上方移動ならびに上顎骨の時計方向回転と、
両側下顎枝垂直骨切り術(IVRO : Intraoral vertical ramus osteotomy)に
よる下顎骨のautorotationを施行した症例です。
治療期間も9か月半(術前矯正治療6か月半 術後矯正治療3か月)と
短縮できました。
 
療タイプ 顎変形症 (保険診療)
性別 女性
治療開始時年齢 16才11か月
診断名 上顎前歯部軽度叢生を伴う骨格性の開咬症
使用装置 上下顎マルチブラケット矯正装置
抜歯or非抜歯 抜歯
抜歯部位 上顎右側:(第三大臼歯)
上顎左側:側切歯 (第三大臼歯)
顎矯正手術術式 上顎Le Fort T型骨切り術
(LF-T : Le Fort T osteotomy)による
上顎骨後方部の上方移動と上顎骨の時計方向回転
両側下顎枝垂直骨切り術
(IVRO : Intraoral vertical ramus osteotomy)による
下顎骨のautorotation
手術時年齢 17才6か月
治療期間       9か月半
 術前矯正治療6か月半 術後矯正治療3か月
顎矯正手術に伴う偶発症・合併症       一般的に、出血、知覚異常、後戻り、顎関節症、
Progressive Condylar Resorption、
心理的不適応、閉塞型睡眠呼吸障害などの可能性が
挙げられています。

本症例では臨床上問題となる症状は認められ
ませんでした。
矯正歯科治療における偶発症       一般的に、歯肉退縮、歯根吸収、齲蝕のリスクが
挙げられています。 → 一般的なリスク・副作用

本症例では臨床上問題となる症状は認められ
ませんでした。

初診時
顎変形症の治療例 上顎前歯部軽度叢生を伴う骨格性開咬 初診時

治療開始時
治療開始時


顎矯正手術直前
顎変形症の治療例 上顎前歯部軽度叢生を伴う骨格性開咬 顎矯正手術直前


顎矯正手術1週後
 上段:顎間固定中
 下段:は顎間固定解除後
顎矯正手術1週後


術後矯正治療中(術後1か月)
術後矯正治療中(術後1か月)


治療終了時
顎変形症の治療例 上顎前歯部軽度叢生を伴う骨格性開咬 治療終了時



顎変形症の治療に伴う主たる偶発症・合併症としては、
出血、知覚異常、後戻り、顎関節症、Progressive Condylar Resorption、
心理的不適応、閉塞型睡眠呼吸障害などが挙げられています。
そのため、治療開始前に起こりうる偶発症・合併症に関する十分な説明を
行って、インフォームドコンセントを得た上で治療を開始すべきであると
されています。
 …日本口腔外科学会による顎変形症診療ガイドライン(2008年)

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