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〒730-0013 広島県広島市中区八丁堀11−10KSビル5F
治療タイプ | 顎変形症 保険導入される以前で私費診療として行った |
性別 | 女性 |
治療開始時年齢 | 26才9か月 |
診断名 | 上下顎叢生と開咬を伴う骨格性の下顎前突症 |
使用装置 | 上下顎マルチブラケット矯正装置 |
抜歯or非抜歯 | 非抜歯 |
抜歯部位 | 上顎右側:(第二小臼歯既抜) 上顎左側:(第二小臼歯既抜) 下顎右側:(第三大臼歯) 下顎左側:(第三大臼歯) |
顎矯正手術術式 | 術前矯正治療を行わずに、 両側下顎枝矢状分割術 (SSRO : Sagittal split ramus osteotomy) 骨片固定:ワイヤー固定 |
手術時年齢 | 26才6か月 |
治療期間、 治療回数、治療費 |
術前矯正治療を行わずに、 顎矯正手術を施行した後に、 7週の顎間固定を行い、 それからマルチブラケット装置を装着した。 1年10か月(マルチブラケット装置装着期間) 23回、924,500円 *動的治療終了まで |
顎矯正手術に伴う偶発症・合併症 | 一般的に、出血、知覚異常、後戻り、顎関節症、 Progressive Condylar Resorption、 心理的不適応、閉塞型睡眠呼吸障害などの可能性が 挙げられています。 本症例では臨床上問題となる症状は認められ ませんでした。 |
矯正歯科治療における偶発症 | 一般的に、歯肉退縮、歯根吸収、齲蝕のリスクが 挙げられています。 → 一般的なリスク・副作用 本症例では臨床上問題となる症状は認められ ませんでした。 |
(術後)矯正治療開始後5か月
(術後)矯正治療開始後10か月
(術後)矯正治療開始後1年2か月
治療終了時
治療終了後1年3か月
初診時(左)と顎矯正手術後6日(中央)と治療終了時(右)の側貌
初診時(左)の下顎前突顔貌から、
顎矯正手術後(中央)には下顎が後退していますが、
治療終了時(右)には良好な側貌が獲得されています。
顎変形症の治療に伴う主たる偶発症・合併症としては、
出血、知覚異常、後戻り、顎関節症、Progressive Condylar Resorption、
心理的不適応、閉塞型睡眠呼吸障害などが挙げられています。
そのため、治療開始前に起こりうる偶発症・合併症に関する十分な説明を
行って、インフォームドコンセントを得た上で治療を開始すべきであると
されています。
…日本口腔外科学会による顎変形症診療ガイドライン(2008年)
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