本文へスキップ

広島中央矯正歯科は、広島市中区八丁堀にある矯正歯科治療専門の診療所です。

TEL. 082-502-6803

〒730-0013 広島県広島市中区八丁堀11−10KSビル5F

広島中央矯正歯科

広島中央矯正歯科ホームページ

顎変形症(外科的矯正治療)概説治療例一覧 > 顎変形症の治療例一覧 > 他院での矯正治療の既往がある上顎咬合平面の右上がり傾斜と下顎骨右方偏位を呈する開咬を伴う顔面非対称(再治療)

顎変形症の治療例:他院での矯正治療の既往がある上顎咬合平面の右上がり傾斜と下顎骨右方偏位を呈する開咬を伴う顔面非対称(再治療)


顎変形症概説
 ・入院期間と費用
 ・術前矯正治療の短縮や省略(早期手術希望)
  ・術前矯正治療を短縮・省略した治療例
 ・顎変形症の治療例一覧


他院での矯正治療の既往がある上顎咬合平面の右上がり傾斜と
下顎骨右方偏位を呈する開咬を伴う顔面非対称で、

術前矯正治療を行わずに
Le Fort T型骨切り術(LF-T : Le Fort T osteotomy)と、
両側下顎枝垂直骨切り術(IVRO : Intraoral vertical ramus osteotomy)の
組み合わせによる上下顎移動術を施行した後に、
矯正治療を行った症例です
 
療タイプ 顎変形症 (保険診療)
性別 女性
治療開始時年齢 27才10か月
診断名 他院での矯正治療の既往がある
上顎咬合平面の右上がり傾斜と
下顎骨右方偏位を呈する 開咬を伴う顔面非対称
使用装置 上下顎マルチブラケット矯正装置
抜歯or非抜歯 非抜歯
抜歯部位 上顎右側:(第一小臼歯既抜)
下顎右側:(第三大臼歯)
下顎左側:(第一小臼歯既抜)
顎矯正手術術式 術前矯正治療を行わずに
上顎Le Fort T型骨切り術
(LF-T : Le Fort T osteotomy)
両側下顎枝垂直骨切り術
(IVRO : Intraoral vertical ramus osteotomy)
手術時年齢 27才10か月
治療期間       術前矯正治療を行わずに
1年4か月(マルチブラケット装置装着期間)
 装置装着1か月後に手術
 術後1か月半より治療開始
顎矯正手術に伴う偶発症・合併症       一般的に、出血、知覚異常、後戻り、顎関節症、
Progressive Condylar Resorption、
心理的不適応、閉塞型睡眠呼吸障害
などの可能性が挙げられています。

本症例では臨床上問題となる症状は認められ
ませんでした。
矯正歯科治療における偶発症       一般的に、歯肉退縮、歯根吸収、齲蝕のリスクが
挙げられています。 → 一般的なリスク・副作用

本症例では臨床上問題となる症状は認められ
ませんでした。

初診時
顎変形症の治療例 上下顎軽度叢生を伴う骨格性下顎前突 初診時


手術直前
矯正初診相談日に検査、44日後にマルチブラケット装置装着、
73日後に顎矯正手術施行

顎変形症の治療例 上下顎軽度叢生を伴う骨格性下顎前突 手術直前


術後矯正治療中(術後1週)
術後矯正治療中(術後1週)


術後矯正治療中(術後2週)
術後矯正治療中(術後2週)


術後矯正治療中(術後4週)
術後矯正治療中(術後4週)


術後矯正治療中(術後1か月半) 実質的な矯正治療開始時
術後矯正治療中(術後1か月半)


術後矯正治療中(術後4か月半)
術後矯正治療中(術後4か月半)


術後矯正治療中(術後8か月)
術後矯正治療中(術後8か月)


治療終了時
顎変形症の治療例 上下顎軽度叢生を伴う骨格性下顎前突 治療終了時



顎変形症の治療に伴う主たる偶発症・合併症としては、
出血、知覚異常、後戻り、顎関節症、Progressive Condylar Resorption、
心理的不適応、閉塞型睡眠呼吸障害などが挙げられています。
そのため、治療開始前に起こりうる偶発症・合併症に関する十分な説明を
行って、インフォームドコンセントを得た上で治療を開始すべきであると
されています。
 …日本口腔外科学会による顎変形症診療ガイドライン(2008年)

バナースペース

広島中央矯正歯科

〒730-0013
広島県広島市中区八丁堀11−10
KSビル5F

TEL 082-502-6803
FAX 082-502-6804