広島中央矯正歯科は、広島市中区八丁堀にある矯正歯科治療専門の診療所です。

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口唇口蓋裂の治療例：左側口唇顎裂に起因する上顎前歯部叢生

●口唇口蓋裂概説
　・顎裂部骨移植
　・口唇口蓋裂の治療例一覧


左側口唇顎裂に起因する上顎前歯部叢生に対して、
第一期治療として、顎裂部骨移植のために、
上顎セクショナルアーチを用いた排列を行った症例です。
その後は、経過観察のみで、第二期治療は行いませんでした。
　

治療タイプ	口唇顎裂　（保険診療）
性別	男性
治療開始時年齢	７歳１０か月
診断名	左側口唇顎裂に起因する上顎前歯部叢生
使用装置	上顎セクショナルアーチ
治療期間	１年７か月
抜歯or非抜歯	非抜歯
顎裂部骨移植年齢	８歳２か月
顎裂部骨移植の 術後合併症	一般的に、移植骨の露出や感染、創哆開が挙げられています。 本症例では臨床上問題となる症状は認められませんでした。
矯正歯科治療における偶発症	一般的に、歯肉退縮、歯根吸収、齲蝕のリスクが挙げられて います。 → 一般的なリスク・副作用 本症例では臨床上問題となる症状は認められませんでした。

初診時（７歳１０か月）
　上顎左側中切歯とその隣の顎裂部に隣接した過剰歯が捻転しています。


　（顔面３ＤＣＴは、あずまクリニック放射線科内科にて撮影）


骨移植前の動的治療中




顎裂部骨移植術　（８歳２か月）…宮本形成外科にて施行



骨移植後の動的治療中



動的治療終了時（９歳５か月）




保定中（１７歳１１か月）

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